福島市で生産されたウメを使った新酒が披露された。

福島県本宮市で100年以上続く老舗の酒蔵「大天狗酒造(だいてんぐしゅぞう)」でお披露目されたのは、梅酒『福乃茜(ふくのあかね)』の新酒。

福島市飯野町で特産として生産されている『露茜(つゆあかね)』と呼ばれる真っ赤な果肉が特徴のウメが使われていて、このウメの魅力を広めようと3年前から梅酒の開発が始まった。
今年は、甘みと酸味のバランスも整っていて、またウメを熟成させたことで鮮やかな色味となり、良い出来に仕上がったということだ。

大天狗酒造・伊藤滋敏代表は「普通の梅酒ってこんなに鮮やかな色にはならないので、自分自身でもこんなに鮮やかな色になるのはびっくりしたくらいです」と話す。
『福乃茜』は福島市の物産館などで販売されている。

福島テレビ
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