トランプ関税の影響に懸念が広がる中、トヨタ自動車が通期の業績見通しを上方修正しました。
トヨタは2025年度の最終利益の見通しを発表し、これまでの予想の2兆6600億円から2兆9300億円に上方修正しました。
トランプ関税の影響で営業利益が1兆4500億円押し下げられると見込む一方、販売台数の増加などで約9000億円の改善を図るとしています。
一方、2025年4月~9月までの中間連結決算は、営業利益が2024年の同じ時期から18.6%減り2兆56億円となりました。
日本や北米で販売が好調だったものの、トランプ関税により9000億円押し下げられたことなどが要因です。