5日は津波防災の日ということで、県内各地で災害対応訓練がおこなわれています。
府中市役所では盲導犬の利用者を避難誘導する訓練がありました。

【Jアラート鳴動(訓練)】
訓練は南海トラフ巨大地震が発生し、複数の市民が市役所を訪れていたことを想定しておこなわれました。

【職員が盲導犬利用者に声掛け】
「大丈夫ですか?これから外に避難するので私の肩に捕まってもらっていただいて」

5日は視覚障害のある来庁者もいたとして、盲導犬と同じ訓練を受けた大型犬も参加し、職員の誘導でゆっくりと階段を降り外に避難しました。
府中市によると、市内には盲導犬利用者が1人いるということです。

【日本盲導犬協会 広島事務所 広報担当 黒田 匠 さん】
「早め早めに次の動き、情報を的確に伝えていただいていたので、安心して見えない人たちも誘導を受けられたのではないかと思います」

【誘導を担当した職員】
「どなたに対しても同じように、安全に避難していただけるように、きょうの訓練を活かしていきたいなと思います」

市は今後もさまざまな障がいのある人を想定した訓練をおこなっていきたいとしています。

テレビ新広島
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