宮城県の食育推進月間に合わせ、仙台市青葉区では食育などの取り組みを紹介するイベントが開かれました。

11月4日に開催された「みやぎ食育と健康づくりフェスタ」。

参加した16の企業などが、食育を推進するための取り組みを紹介したほか、健康を維持するための体験型セミナーを開きました。

また、県内の大学生が考案した「みやぎベジプラスメニュー」の商品発表会も行われました。

こちらは「彩り野菜の塩こうじ炒め」。

仙台白百合女子大学3年 四方路空さん
「野菜をふんだんに使っていて、彩りを意識したので、見た目からでも楽しんでいただけたらなと思っています」

厚生労働省の調査では、県民の約3人に1人がメタボリックシンドロームと、その予備軍とされていて、その割合は2008年度から全国でワースト3位以内という状況が続いています。

メタボは脳卒中などのリスクが高まることから、県では「野菜あと100グラム」「減塩あと3グラム」をキャッチコピーに食生活の改善を呼びかけています。

試食した女性
「あまり塩辛くないれども、味が深いという感じ。これからとにかく塩分を控えなければいけないので、すばらしいです」

「みやぎベジプラスメニュー」は、11月5日から県内の一部のスーパーなどで販売が始まっています。

仙台放送
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