観光客を呼び込むため福島県の県南と奥会津は連携し、来年度から本格的な活動を行うことになった。
昭和村で行われた会議には、県南地方と奥会津地方の12市町村のトップなどが参加した。白河市を始めとした県南地方は、主に関東圏から奥会津地方を訪れる際の玄関口としての役割が期待されている。
そのため連携することで観光客を呼び込もうと、10月31日の会議では今年度中に協議会を設立。来年度から本格的に活動を始めることが決まった。
白河市の鈴木和夫市長は「福島県内のエリアを超えて、県南と会津、県北と県中でもいいとは思うんですが、色々な組み合わせがあって良いと思うので、その1つの突破口になるかどうかは別として、そういう考え方をしていきたい」と話した。
また、会議では白河から奥会津のエリアに「湘南」などの名称を付け、認知度向上を図ることなども提案されていて、今後議論を詰めていく予定。