ことし2月の大雪被害を踏まえ、今後の災害対応を考えるワークショップが開かれた。
10月29日に開かれたワークショップでは、福テレ防災アドバイザーの松尾一郎さんを講師として、自治体や警察、消防など約50人が2月の記録的な大雪をめぐる対応を振り返った。参加者は「インフラ関係の確認、そういったものをしなければいけない。あとは要配慮者の安否確認や状況確認(が重要)」と話す。
この大雪では、73の住宅が被災し、農林水産業の被害額は3億円を超え、19の市町村に災害救助法が適用された。参加者からは、道路の通行止めを決めるタイミングなど関係機関どうしの情報共有を密にすることの重要性が確認された。
11月に開かれる2回目のワークショップで防災行動計画を策定する予定となっている。