県内の子どもたちにさまざまな仕事を紹介する「おしごと本」が完成し、鹿児島市の児童に贈られました。
「鹿児島県のおしごと本2025」は子どもたちが将来について考えるきっかけにしてもらおうと、KTSが3年前から毎年、製作していて、4回目となる2025年は県内全ての小学5年生約1万5000人に配られます。
この日は鹿児島市立清水小学校5年生の児童28人に、おしごと本がプレゼントされました。
おしごと本は県内の様々な企業の仕事について、一日の流れやその職業に就いている人からのメッセージなどが掲載されていて、受け取った子どもたちはさっそく真剣な様子で本を読んでいました。
児童
「海系の動物が好きなので海系の魚と関わる仕事がしたい」
「保育士が気になる。妹とかいとこと遊ぶのが好き」
またこれに先だって、県庁でおしごと本の贈呈式も行われ、KTSの前田俊広社長から県教育委員会の地頭所恵教育長におしごと本が手渡されました。
県教育委員会・地頭所恵教育長
「子どもたちがそれぞれの職業観や勤労観を育成することに繋がっていくのではないかと期待している」