国会では4日、高市首相の就任後初めての国会論戦、所信表明演説に対する各党の代表質問がスタートしました。
5日は国民民主党の玉木代表らが質問します。
立憲民主党の野田代表は、日本維新の会が自民党と連立を組む際の条件にした国会議員の定数削減について質問しました。
立憲民主党・野田代表:
自民党、日本維新の会の連立政権合意書には「1割を目標に衆議院議員を削減する」とあります。定数は数の力で強引に決める課題ではありません。
高市首相:
議員定数の削減は身を切る改革として重要な課題であり、自民党としても全力で取り組んでまいります。その上で具体的な削減案の策定、およびその実現に向けては、できるだけ幅広い賛同を得ることが重要です。
議員定数削減について、自民党内では「拙速すぎる」「まとまるはずがない」と慎重な声が出ています。
質問で定数削減を訴えた維新の藤田共同代表は、「自民党がひっくり返して、やる気がないというんであれば、そもそも約束が違うだろうという話になりますので、連立政権の信頼関係そのものに関わると思います」と述べました。
代表質問2日目の5日は、国民民主党の玉木代表、公明党の斉藤代表、共産党の田村委員長らが質問します。
国民民主党・玉木代表:
高市政権が約束を守っていただける政権なのかどうかということも確認しつつ、連携のあり方も模索する。そんな代表質問になるかなと思っています。