11月4日の山陰地方は天気が回復して、“小春日和”となりました。
紅葉も各地で始まっています。
こうした中、鳥取市福部町では、畑を彩る「赤紫色の絨毯」が秋の深まりを告げています。

鳥取砂丘の東側、鳥取市福部町の砂地が赤紫色に染まっています。
ラッキョウの花です。
ラッキョウの栽培が盛んなこの地域ならではの晩秋の景色です。

JAによると、2025年は夏の猛暑の影響で例年より10日程遅れて開花。
赤紫色の可憐な花は11月下旬まで楽しめるということです。
花の季節を終えると、砂丘ラッキョウは、冬の寒さを耐え抜いて2026年5月ごろに収穫を迎えます。

きれいな花が青空にも映えましたが、山陰地方は6日にかけておおむね晴れて、小春日和が続きそうです。

この晴れの天気は、高気圧に覆われたためです。
6日ごろまでは移動性の高気圧の圏内に入ると予想されています。
このため日中は穏やかに晴れて、気温は20℃前後まで上がる見込みです。
一方で晴れる分、朝晩の気温がぐっと下がります。

5日も松江など平野部で10℃を下回る冷え込みとなりそうで、この気温差で体調を崩さないよう服装などで工夫しましょう。

TSKさんいん中央テレビ
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