政府は外国人に関わる政策など、高市政権肝いりの政策についての初会合を相次いで開催しました。
政府は4日午前10時半から、外国人政策に関する「外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議」の初会合を開きました。
高市首相:
一部の外国人による違法行為やルールからの逸脱に対し、国民の皆さまが不安や不公平を感じる状況が生じている。排外主義とは一線を画しつつも、こうした行為には政府として毅然と対応をします。
外国人政策を巡っては、高市首相が重点的に取り組む考えを示していて、2026年1月をめどに基本的な考え方や取り組みの方向性を示すことを明らかにしました。
また、これに先立ち高市首相は、新政権の経済対策を議論する「日本成長戦略本部」を初開催し、強い経済を作るため、「日本の供給構造を抜本的に強化して、強い経済を実現するための成長戦略を強力に推進していく」と、積極的に財政出動を行う考えを改めて強調しました。
その上で、「成長戦略の希望は危機管理投資だ。リスクや社会課題に対して先手を打って、官民連携の戦略的投資を促進する」と官民投資にも意欲を示しました。