タカの仲間の渡り鳥サシバの越冬地のひとつ、奄美大島で「国際サシバサミット」が開かれました。

全長約50センチのサシバは、国内では春に東北から九州で繁殖し、秋になると奄美大島にも続々と飛来します。

鹿児島県宇検村で開かれたサシバサミットには国内、海外の関係者など約700人が参加しました。

サミットでは長年サシバを撮影している、野鳥写真家の与名正三さんが講演。

縄張り争いの様子や、バッタなどのエサをつかまえる瞬間を捉えた写真を紹介しながら、奄美の自然豊かな環境が、サシバの越冬につながっていると説明しました。

福岡から参加
「奄美での写真、本州も含めての写真で、生活、動き、ねぐらの話しとか勉強になった。鳴き声がかわいらしいというのが一番」

宇検村から参加
「地元住民としてはこれが当たり前で、環境問題には疎い。ちょっと考えないといけない」

鹿児島テレビ
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