イオンモール須坂(長野・須坂市)が10月3日にオープンして1ヵ月。懸念された一つが交通渋滞です。10月の3連休は、最大1.9キロの渋滞ができ、長野県警は11月1日からの3連休に渋滞緩和の対策を行いました。
果たして、どうだったのでしょうか。

3連休の中日の11月2日。午前10時の開店とともに、駐車場には多くの車が止まっていました。

気になる周辺の道路はー。

(記者リポート)
「午前10時過ぎの須坂長野東ICです。信号待ちによって車列ができることはありますが、目立った混在はありません」

県警によりますと、10月の3連休中日の12日には、須坂長野東インター出口付近で最大1.9キロの渋滞ができるなど、混雑しました。

このため、この3連休は信号の間隔の調整や付近のインターの利用を呼びかけるなどの対策を行いました。

(記者リポート)
「午後1時を過ぎて、イオンモールから出てくる車も目立つようになりました。目の前の道路では変わらず渋滞は発生していません」

対策の効果もあってか、11月2日は、周辺の道路で目立った混雑は見られませんでした。

イオンモール須坂・岡本隆之ゼネラルマネージャー:
「お客さまの流れ、周辺道路の混雑状況とか、オープンしてわかってくる部分もあるので、今後、冬場になってくるので迷惑をかけないように改めて関係者と連携して、しっかり対応していきたい」

一方で、利用が好調なのが路線バスです。

中野市から:
「きょうの一番の目的はやっぱりイオンモール須坂。(バスは)ありがたい」

長野市から:
「電車で(須坂駅に)きて、バスでイオンモールに行きます。(バスは)便利です、ありがたいです」

長電バスは、イオンモールにバス停を新設し、長野駅や須坂駅を発着する路線で、イオンモールを経由する便を増やしました。

バス停の乗降者数はオープンした週は1日当り約870人、次の週は約650人で、オープン前の近隣のバス停の利用者に比べ3倍から4倍となっているということです。

長野放送
長野放送

長野の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。