担い手不足が問題となっているバスの運転士の確保に向けた取り組みです。
岩手県盛岡市では11月3日、電気で動くバスの運転体験会が開かれました。
この体験会はバスの運転士の業務を知ってもらい興味を持ってもらおうと県交通が開きました。
3日は盛岡市内の会社員など男女合わせて9人が参加し、電気で動く「EVバス」の運転を体験しました。
齋藤優花記者
「普通の車と同じ走り心地、静かで運転しやすいです」
「EVバス」は走行中の音が静かで振動が少ないのが特徴で、電気を燃料に走るので排気ガスを出さず環境にもやさしいということです。
参加した人たちは実際にコースを2周し、音の静かさや普段運転している車との違いを体感していました。
参加者からは「(車体が)大きいので後ろがわからなくて、バックするとなったらドキドキ」「難しかったが、思ったより運転できた。バスを運転している人の苦労を味わうことができた」などの声が聞かれました。
県交通では今後も体験会などを通じて、運転士の確保につなげていきたいとしています。