岩手県出身の大谷翔平選手と佐々木朗希投手が所属するドジャースは、日本時間11月2日のワールドシリーズ第7戦に勝利し、2年連続で世界一に輝きました。
2人の地元ではパブリックビューイングも開かれるなど、多くの県民も声援を送りました。
3勝3敗で並び、勝った方がワールドチャンピオンに輝く最終戦に、大谷選手は投打二刀流で先発出場しました。第4戦から中3日の登板です。
2日は大谷選手の地元・奥州市と、リリーフとして活躍する佐々木投手の地元・陸前高田市でパブリックビューイングが開かれ、多くの市民が声援を送りました。
試合は、両者譲らず0対0で迎えた3回、大谷選手はワンナウト1・3塁のピンチを迎えると、相手の4番打者にスリーランを浴び先制を許します。
大谷選手はここで無念の降板。リリーフ陣に後を託します。
その後、ドジャースも追い上げますが、1点のリードを許したまま、最終回を迎えます。
先頭が倒れ、打席には9番・ロハス選手。豪快なソロホームランで土壇場で同点に追いつきます。
そして延長11回、スミス選手のホームランで勝ち越すと、最後は9回途中からリリーフした山本由伸投手がゲームを締めくくり、ドジャースが球団初のワールドシリーズ連覇を達成しました。
奥州市のパブリックビューイング会場では、市民から「(優勝して)本当にうれしい」「3歳くらい若返った大谷選手バンザーイ」などの声が聞かれました。
陸前高田市のパブリックビューイング会場では「きょうは(朗希選手が)投げるところが見れなくて残念だったが、(今後も)活躍するのを楽しみにしている」と話す市民の姿もありました。
試合後に行われたシャンパンファイトでは、大谷選手と佐々木投手、そして山本投手の日本人トリオがトロフィーを手に喜びを爆発させました。
勝利の美酒に酔いしれたドジャースナイン。4日は地元・ロサンゼルスで優勝パレードを行う予定です。