◆大鳴門橋 9月16日から終日1車線規制開始へ
香川県など、四国地方と関西地方を結ぶ主なルートの1つ、神戸淡路鳴門自動車道上り(神戸方面行き)鳴門北インターチェンジ(徳島)~淡路島南インターチェンジ(兵庫)で、あす(16日)から2026年7月31日まで終日車線規制が行われます。
香川県など四国から関西方面などへのお出かけは注意が必要です。
◆土曜・日曜・祝日も含む毎日(年末年始など除く)約700メートルで車線規制
車線規制が行われるのは上り線の約700メートルで、土曜・日曜・祝日を含む毎日行われます(年末年始と大型連休除く)。
◆開通から約40年の大鳴門橋 大型収縮装置腐食で交換工事のための規制
本四高速によりますと、この車線規制は大鳴門橋が開通から約40年が経過し、橋の重要な部材の1つ、大型収縮装置の腐食が見つかり、交換工事が行われるのに伴い、実施されるものです。
重さ約200トンと、非常に大きな部材の交換のため、終日1車線規制が必要としています。
2024年8月から同じ区間の下り線(徳島方面行き)でも車線規制が行われ、日によっては渋滞も発生しました(現在は規制されていません)。
◆四国~関西のバスを運行する会社も”時間にゆとりを持った便の利用を”
香川県など四国地方と関西地方などを結ぶ高速バスの多くが大鳴門橋を経由しています。バスを運行する会社の1つ、ジェイアール四国バス(高松市)は終日1車線規制の期間中、渋滞の発生が見込まれるとして、時間にゆとりを持った便の利用をホームページで呼びかけています。
◆交通が集中する時間帯は?う回ルートは?
本四高速によりますと土曜・日曜・祝日で交通が集中する時間帯は、午前は9時から11時、午後は5時から8時ということです。利用目的に応じて瀬戸大橋やしまなみ海道の利用も検討してほしいとしています。