2つの被爆地にある長崎大学と広島大学の学生が内村航平さんなどトップアスリートを招き、スポーツを通して平和を考えるイベントを20日に長崎市で開きました。
長崎市(幸町)の長崎スタジアムシティで行われた「ピースマッチ2025」です。
戦争と原爆の惨禍の継承を目的に、長崎大学と広島大学の学生が主体となって企画した平和イベントで、サッカーとバスケットボールの交流試合が行われました。
また、イベントでは諫早市出身の元体操選手でオリンピック金メダリストの内村航平さんが学生とのトークショーに登場。
平和をテーマに学生たちと語りあいました。
内村航平さん
「何回か戦争でなくなったりしているんですよね、オリンピックって、平和じゃないとできない大会ですし、スポーツをやることがそもそも、平和な環境であると思うとスポーツをやる環境を世界中、色々な場所に沢山作ることが」「少しは平和につながると思う」
長崎大生
「色んな方々が関わってくれてできたピースマッチだと思うので、そのすべての人に感謝をしたいと思います」
広島大生
「敵ではなく相手ということで、お互いで競い合ってやっていくということで、きょうは競い合ったいい試合ができたと思います」
学生たちはスポーツができる喜びと平和の素晴らしさを改めて感じたようでした。