夏の甲子園で、岐阜代表の県立岐阜商業は8月21日、69年ぶりの決勝進出をかけて日大三高と対戦しましたが、延長の末、惜しくも敗れました。
1点リードされた2回裏、1・3塁のチャンスで、左手の指がないハンディを乗り越え活躍する横山温大選手のライトへの犠牲フライで、同点に追いつきます。
5回には、準々決勝で劇的なサヨナラタイムリーを放った4番・坂口路歩選手が、勝ち越しタイムリー。
県岐商の先発はエース・柴田蒼亮投手。8回に同点に追いつかれ、9回も2アウト1・3塁のピンチを迎えますが、気迫のピッチングで試合は2対2延長タイブレークへ。
10回表の日大三高の攻撃で2点リードを許した県岐商はその裏、ランナー1・3塁とチャンスを作りますが、ゲームセット。惜しくも敗れた県岐商は、69年ぶりの決勝進出はなりませんでした。