愛媛県でも厳しい残暑が続くなか、内子町の観光農園では、育てているイチゴに異変が出ている一方、秋の味覚のブドウは育成が好調といいます。19日にスタッフへ話を聞きました。
エコファームうちこ・伊藤寛了さん:
「葉っぱに斑紋ができたりとか、株自体が急にしおれたり。苗を作るときに一番注意しないといけないのは炭疽病なんですけど、出方がここ2年位は激しい」
「エコファームうちこ」は8種類の果物を栽培。春の果物狩りの代表「イチゴ」の苗が、暑さなどの影響で病気になりやすくなったといいます。
この観光農園ではイチゴを農業用ハウスで栽培。この数年は暑さで弱るうえ、急に激しい雨が降れば覆ってない部分から雨が入り、病気になりやすく作りづらくなったといいます。このため病気に強い品種への切り替えなど試行錯誤が続けているということです。
この一方で今年は秋の味覚・ブドウが好調ということです。
伊藤寛了さん:
「よく晴れているので糖度も上がってくれますし、評判はいいですよ。今年は」
この農園はブドウ狩りを13日にスタート。園内で育てている9品種のうち「藤稔」など3種類が食べ頃に。今年はカメムシの被害もほとんどなく、十分な日照時間と適度な雨で糖度が高いブドウに仕上がったということです。
19日も家族連れが訪れ、大きく実ったブドウを収穫してひと足早く秋の味覚を楽しみました。
砥部町から家族で訪れた女性:
「生まれた時から来てるので、小さい時から。甘くておいしいです」
東京から帰省中の子ども:
「シャキシャキしてた」
「エコファームうちこ」のブドウ狩りは、9月上旬まで楽しめるということです。
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