愛媛県大洲市の沖合で21日未明、貨物船と漁船が衝突した可能性が高いことが分かり、漁船の船長は貨物船の通報から約2時間20分後、「何かに当たったようだ」と通報していて、松山海上保安部が原因や状況を調べています。
現場は大洲市長浜の北西約15キロの沖合。松山海上保安部によりますと、兵庫県姫路市の会社が所有する貨物船「第三十五勝丸」の乗組員から21日午前2時半頃、「小型船と衝突した。小型船は航行を続け見失った」と118番通報がありました。
この約2時間20分後の午前4時50分頃、漁船「秀宝丸」の船長で広島県呉市に住む男性から「伊予灘付近で何かに当たったようだ」と118番通報がありました。
貨物船には後方に、漁船には船首部分に損傷があり、松山海上保安部は衝突した可能性が高いとして、船長らから事情を聴くなどして原因を調べています。当時の視界は良かったということです。
貨物船には5人、漁船には2人が乗っていて、ケガはなく、油の流出もないとしています。
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