秋田県鹿角市の夏の風物詩「花輪ばやし」が19日夜に開幕し、きらびやかな屋台と軽快なはやしの共演が県内外から訪れた人たちを魅了しました。
花輪ばやしは鹿角市花輪の幸稲荷神社の例大祭で奉納される伝統行事で「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録されています。
19日夜は町内10の屋台が花輪の中心部を練り歩いたあと、JR鹿角花輪駅前ではやしが披露されました。
見物客は豪華絢爛(けんらん)な屋台と、軽快なはやしの共演に酔いしれていました。
訪れた人は「素晴らしくて感動した。どこのお祭りよりも感動した」「迫力がすごくて驚いた」「屋台全体がキラキラしていてすごい。毎年大人になっても花輪ばやしの日に来たい」「素晴らしい祭り。とても盛大。来年以降もまた来るつもり」と話していました。