猛烈な暑さは3日も九州から東北にかけて続き、猛暑日となった地点は過去最多に迫りました。
徳島や岐阜、山梨などでは39度台が出ています。
3日も最高気温が38度を超え、これで16日間連続で猛暑日となった群馬・桐生市。
お祭り会場では、かき氷を食べる子供たちの姿があちらこちらで見られました。
一方、桐生市と同じく38.4度を観測した愛知・名古屋市。
繁華街の栄では、携帯扇風機を使いながら歩く人が多く、ハトも噴水で暑さをしのいでいるように見えました。
3日は40度を超えた観測地点はありませんでしたが、徳島・美馬市で39.3度、岐阜・揖斐川町などで39.2度を観測。
過去第2位となる、319の観測地点で猛暑日となりました。
東京都心も最高気温が36度を超え、2日連続で猛暑日となりました。
そんな暑い東京で3日に行われたのが、鉄道ファンの夏の祭典「鉄道模型コンテスト2025」です。
北海道の函館の秋を再現したジオラマや、様々な映画の舞台として知られる広島・尾道市の春を再現したジオラマが展示され、参加者は「細かいところまでよくできていて、面白いなと思いました」と話しました。
子供たちは「走るところが楽しかった」と、鉄道模型の運転に夢中になっていました。
一方、広島市では3日に鉄道ファン待望の路面電車の新ルートが開業。
新たなルートは、広島駅の駅ビル2階に直接乗り入れています。
一番電車に合わせて行われたセレモニーには、多くの鉄道ファンが集まり出発を見送りました。
鉄道ファンは「感動しました」「(路面電車が)上にあがってくるところがなかなか楽しかったです」と語りました。
宮城・気仙沼市では、夏の風物詩「気仙沼みなとまつり」が2日目を迎え、恒例のパレードなどが行われました。
大阪・関西万博にも出演した、虎に扮(ふん)した演者がはしごの上で勇壮に舞う地元の郷土芸能「浪板虎舞」が披露されました。
全国的に続いているこの猛烈な暑さは今週も続くとみられ、6日には東京都心でも最高気温が38度になると予想されています。
熱中症への厳重な警戒が必要となりそうです。