まとまった雨が降らない影響で雄山山頂の神社では水不足が発生し、対応に追われています。
標高3003メートルの雄山神社では普段、料理やシャワーなどに使う生活用水に雨水を利用していますが、連日雨が降らない影響で水の確保が難しくなっています。
3日の朝は、宮司が山頂の神社で使うため山のふもとにある自宅で20リットルのポリタンク60個に水を汲みました。
宮司によりますと、いまは神社で働く人のシャワーの使用を制限しているほか、参拝者へのカップ麺の販売を中止し、節水しているということです。
*雄山神社 佐伯睦麿宮司
「自分らの食事の煮炊きの水さえなくなりそうというのはここ何十年で初めて。雨の予報は出てきて期待しているが、本当に降ってくれるか。」
汲んだ水は10日間分で、5日、ヘリコプターで神社へ運ばれる予定です。