渇水による農業被害について把握するため、小泉進次郎農水相が新潟県を訪れ、貯水率が低下しているダムなどを視察しました。
新潟県では7月の降水量が平年の2%と記録的な高温少雨となっていて、稲が枯れるなどの農業被害が生じています。
小泉農水相は県の職員などから渇水被害の現状を聞き取ったあと、魚沼産コシヒカリの産地である新潟・南魚沼市の農業用のため池のほか、2日時点で貯水率が6%まで低下している新潟・津南町のダムを視察しました。
小泉農水相:
やはり現場の状況を把握した上で、何が本当にニーズがある対策なのかしっかりスピード感を持って実現していきたい。
農水省は、給水車の手配や農地に水を引き込むためのポンプの設置費用の補助など渇水対策を講じていて、小泉農水相は国の支援策の周知を徹底したいと話しました。