6月の県内の企業倒産件数は5件で負債総額は7億3100万円と前の年の同じ月を大きく上回りました。
帝国データバンク佐賀支店によりますと、6月、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は5件と、5月から4件増えたほか、前の年の同じ月からも増加しました。6月単月では低調に推移していましたが、7件の倒産があった2016年6月以来の高い水準となりました。また1億円を超える倒産が3件発生したことから負債総額も7億3100万円と5月や前の年の同じ月を大幅に上回っています。
帝国データバンク佐賀支店は景気概況について「金利上昇や資材価格の高値での推移は全業界に影響していることに加え人手不足に悩まされる企業は依然として多く経営上の厳しさは増している」としています。