大阪・関西万博のオフィシャルストアから、万博関連のショッピングバッグを盗んだ疑いで少年2人が逮捕されました。
2人が盗んだショッピングバッグなどから、公式キャラクターの「ミャクミャク」のグッズや、鉄道模型など173点およそ74万円相当が見つかっていて、これらも盗んだ疑いがあるということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京都に住む無職と埼玉県に住む通信制高校生のいずれも16歳の少年です。
2人はことし6月、万博会場内にあるオフィシャルストアで、ショッピングバッグ6点・およそ1万4500円相当を盗んだ疑いがもたれています。
警察によると、バッグを盗んだ店とは別の店で、不審な行動をしている4人組がいることを店員が発見し、このうちの2人に声をかけ、未精算の品物があると指摘したところ、2人はバッグに入れていた商品を棚に戻したり、放置して立ち去っていたことがわかっていました。
その後、防犯カメラの捜査などから、4人組のうち今回逮捕された2人が関与した疑いが強まったことから、逮捕に至ったということです。
2人が盗んだ疑いがもたれているショッピングバッグの中などから、ミャクミャクグッズやミャクミャクが描かれた鉄道模型など173点・あわせておよそ74万円相当が見つかっていて、警察はこれらについても盗んだ疑いがあるとみています。
警察の調べに、無職の少年は「4人で万博にある店でバッグを盗んだことは間違いない」、通信制高校生の少年は「4人で万博へ行き、高く売れる鉄道模型を万引きするために行った」といずれも容疑を認めています。
警察はほかの2人の行方を追っています。