札幌市北区に住む60代の男性が、SNSのグループで株の投資をすすめられ、約6000万円をだまし取られる詐欺被害がありました。
警察によりますと、5月8日、男性のスマートフォンに証券会社を名乗るアカウントからメールがあり、投資を目的としたSNSグループに誘導されました。
グループ内には、マネージャーやアナリストなどの役職を名乗るアカウントがあり、中には実業家の「前澤友作」を名乗るものもあったということです。
これを信じた男性はニセの投資アプリに誘導されインストール。「多くの利益を得るには高い掛け金が必要」と言われ、指定された口座に十数回わたり合計約6000万円を送金しました。
アプリ上では利益が出ているように表示されていましたが、出金できないことから不審に思った男性が警察に相談したことで、だまされていたことが発覚しました。
警察は、詐欺事件として、捜査をすすめています。