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プレスリリース配信元:医療法人蒼優会

腰痛改善のカギは就寝環境にあり?寝具変更の効果と限界が浮き彫りに

野中腰痛クリニック(大阪院:大阪府大阪市東淀川区・東京院:東京都中央区、医療法人蒼優会理事長:野中 康行)は、腰痛持ちの20~60代の男女を対象に、「寝具・就寝時の姿勢と腰痛の関係」に関する調査を実施しました。

年齢とともに腰の違和感や痛みに悩まされる方が増えています。
その原因は、日中の姿勢や運動不足だけではなく、寝ている間の環境にも潜んでいるのかもしれません。
布団・マットレスや枕の硬さや高さ、就寝時の姿勢、さらには冷房による体の冷えなどが、知らず知らずのうちに腰に負担をかけているケースもあります。

では、睡眠中の腰の負担を感じている方はどの程度いるのでしょうか。
また、どのくらいの方が腰痛には寝具や室内環境が関係していると考えているのでしょう。

そこで今回、野中腰痛クリニックhttps://nonaka-lc.com/)は、腰痛持ちの20~60代の男女を対象に、「寝具・就寝時の姿勢と腰痛の関係」に関する調査を実施しました。

調査概要:「寝具・就寝時の姿勢と腰痛の関係」に関する調査
【調査期間】2025年7月3日(木)~2025年7月4日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,001人
【調査対象】調査回答時に腰痛持ちの20~60代の男女と回答したモニター
【調査元】野中腰痛クリニック(https://nonaka-lc.com/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

日常的に起床時の腰に痛みや違和感を抱いている人は大多数!?寝具が影響していると感じる人も半数以上という結果に!



はじめに、「起床時、腰に痛みや違和感を覚える頻度」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『ほぼ毎日(26.2%)』
『週に4~5回程度(13.9%)』
『週に1~3回程度(23.7%)』
『月に数回程度(30.2%)』
『ほとんどない(6.1%)』

この結果から、多くの腰痛持ちの方が起床時に一定の不快感を抱えている実態が明らかとなりました。
特に『ほぼ毎日』痛みを感じると回答した方が4人に1人以上おり、就寝中の姿勢や寝具の質といった物理的要素に加え、冷房の使用による慢性的な「身体の冷え」なども、睡眠中に腰へ影響を及ぼしている可能性が考えられます。

では、寝具を選ぶ際はどのような点を基準としているのでしょうか。

「寝具を選ぶ際の基準」について尋ねたところ、『体へのフィット感・寝心地(50.9%)』が最多で、『価格(45.1%)』『腰や肩への負担の少なさ(39.4%)』となりました。

体へのフィット感を重視する声が多く集まる一方で、価格や身体負担の軽減といった実用性も無視できない選定基準となっており、コストと“自分に合った寝具を選びたい”という理想の間で揺れ動く実情が見受けられました。
このような“質と価格のせめぎ合い”が、寝具選びを一層難しくしている様子がうかがえます。

では現在使用している寝具が腰痛悪化に影響していると感じる方は、実際にどの程度いるのでしょうか。



「現在使用している寝具は腰痛悪化に影響していると思うか」について尋ねたところ、約6割が『非常に影響していると思う(15.2%)』『やや影響していると思う(42.3%)』と回答しました。

多くの方が、何らかの形で「影響している」と捉えており、寝具と腰痛の関連性についての認識は一定程度広がっていることが読み取れます。

マットレスの硬さ、枕の高さ、姿勢はどう?
では、現在使用している布団やマットレスの硬さはどれなのでしょうか。



「現在使用している布団・マットレスの硬さに最も近いもの」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

■非常に影響していると思う
『非常に硬い(14.5%)』
『硬い(36.8%)』
『普通(30.3%)』
『やや柔らかい(15.8%)』
『非常に柔らかい(2.6%)』

■やや影響していると思う
『非常に硬い(2.1%)』
『硬い(40.7%)』
『普通(43.7%)』
『やや柔らかい(12.5%)』
『非常に柔らかい(1.0%)』

■あまり影響していないと思う
『非常に硬い(2.3%)』
『硬い(34.4%)』
『普通(51.1%)』
『やや柔らかい(10.2%)』
『非常に柔らかい(2.0%)』

■まったく影響していないと思う
『非常に硬い(9.5%)』
『硬い(24.3%)』
『普通(40.5%)』
『やや柔らかい(13.5%)』
『非常に柔らかい(12.2%)』

腰痛への影響について「非常に影響している」と回答した方では、『非常に硬い』『やや硬い』と、硬めの寝具の使用が半数を超えています。
一方で、「まったく影響していない」と回答した方では、『普通』『やや硬い』が中心であり、『非常に柔らかい』とする回答も他より高い傾向が見られました。
これは、硬めのマットレスが一概に腰に良いとは限らず、使用者の体格や姿勢との相性によって評価が分かれる可能性を示しています。
特に、『普通』を選んだ方のうち、「やや影響している」と回答した方が最も多かった点は、可もなく不可もない選択がかえって違和感の要因となる場合もあることを物語っています。

では、枕の高さはどうでしょうか。



「現在使用している枕の高さ」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『高い(4.3%)』
『やや高い(18.4%)』
『普通(48.6%)』
『やや低い(19.7%)』
『低い(5.3%)』
『枕は使用していない(3.7%)』

『普通』の高さを選ぶ傾向は顕著で、過剰な対策よりも自然な高さを選ぶ方が多いことが見て取れます。

さらに、就寝時の姿勢についてもうかがいました。

「普段、就寝時の姿勢として最も多いもの」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『仰向け(36.7%)』
『うつ伏せ(9.5%)』
『右側を下にした横向き(25.7%)』
『左側を下にした横向き(16.5%)』
『特に決まっていない(11.6%)』

『仰向け』という回答が最多になりましたが、腰痛に配慮した横向き姿勢の割合も多く、就寝姿勢が自己判断により決められている実態がうかがえます。

就寝時の腰痛対策は「特に対策していない」が最多!
では、就寝時に腰へ負担がかかる要因としてどのようなことが考えられるのでしょうか。
起床時、腰に痛みや違和感を覚える方に聞きました。



「就寝中に腰に負担がかかっている要因だと思うもの」について尋ねたところ、『寝具(マットレス・枕など)が体に合っていない(33.5%)』が最多で、『長時間同じ姿勢で寝ている(31.2%)』『特に思い当たる原因はない(27.5%)』となりました。

就寝中の腰の負担の要因として、「寝具が体に合っていない」「長時間同じ姿勢で寝ている」といった項目が上位に挙げられ、“就寝時の姿勢が原因で腰にかかる負担”や、“寝具とのミスマッチ”が、腰痛の一因として意識されていることがうかがえます。
一方で、寝具の硬さや枕の高さでは「普通」と回答する割合が最も多く、無難な選択をしているにもかかわらず、「寝具が合っていない」と感じている人が多いという矛盾が浮かび上がりました。
これは、体感と寝具との相性を見極めるのが難しく、標準的な寝具では必ずしも自分の体に合うとは限らないことを示しています。

そのような中、就寝時の腰痛対策として行っていることなどはあるのでしょうか。
ここからは、全員にうかがいました。

「現在、就寝時の腰痛対策として行っていること」について尋ねたところ、『特に対策していない(37.3%)』が最多で、『ストレッチや体操をしてから寝る(22.7%)』『就寝前に入浴などで体を温めている(17.1%)』となりました。

就寝前にストレッチや体を温めるといった工夫をしている方もいる一方で、「対策していない」という方が最も多いという結果は、対処方法の情報不足や諦めも一因かもしれません。

では、腰痛対策として、布団やマットレス、枕を変えたことがある方はどの程度いるのでしょうか。



「過去に腰痛対策として布団・マットレスや枕を変更したことがあるか」と尋ねたところ、約4割が『ある(41.8%)』と回答しました。

腰痛に対して寝具の買い替えなどの経験がある方は一定数いるものの、半数以上は変更経験がないと回答しています。

布団やマットレス、枕を変更した結果、腰痛に改善は見られたのでしょうか。

前の質問で『ある』と回答した方に、「その結果、腰痛はどうなったか」と尋ねたところ、約6割が『改善した(13.2%)』『少し改善した(50.0%)』と回答しました。

改善したと感じた方は約6割にのぼり、一定の効果は期待できる一方で、「改善しなかった」も約4割おり、自分自身に合った寝具を見つけることの難しさが明らかになりました。

まとめ:「寝具を変えても痛みは残る?」改善を実感した方は約6割!明らかになった“最適解”の難しさ
今回の調査で、腰痛を抱える多くの方が起床時に不快感を覚えており、その頻度は「月に数回~ほぼ毎日」と回答した方が9割を超える結果となりました。

寝具の選定基準については、「体へのフィット感」「価格」「腰や肩への負担軽減」が上位に挙げられ、機能性とコストの両立が重視されている実態が見えてきました。
特に、寝具が腰痛に「影響している」とする回答が多かった点は、感覚的に寝具の重要性を認識している方が多いことを裏付けています。

腰痛への影響について「非常に影響している」と回答した方では、硬めの寝具の使用が半数を超える一方で、「まったく影響していない」と回答した方では、「普通」「やや硬い」が中心であることが示されました。
また、「非常に影響している」と回答した方は全体に比べて「やや柔らかい」を選ぶ割合が高く、柔らかさによる腰の沈み込みや姿勢保持の困難さが影響している可能性も考えられます。

また、枕の高さは「普通」が最多で、過度に特殊な寝具よりも汎用性やバランスを重視する傾向があるようです。
一方、就寝姿勢では「仰向け」派が最も多く、身体に無理のない姿勢を取る意識が一定程度広がっているといえます。

腰に負担がかかる原因については、「寝具が体に合っていない」「長時間同じ姿勢」といった項目が上位に挙がっており、無意識の習慣や寝具選びのミスマッチが腰痛に直結している可能性が考えられます。
しかしながら、就寝時の腰痛対策について「特に対策していない」とする方も約4割おり、腰痛と日常的に付き合いながらも、能動的な改善行動には結びついていない方も一定数いることが明らかになりました。

そのような背景から、過去に寝具を変更した経験がある方は約4割となり、うち約6割が「改善した」「少し改善した」と感じており、寝具選びは腰痛対策として有効な手段であるといえるでしょう。
ただし、「あまり改善しなかった」も3割を占めており、個人の体格や癖、使用環境などによって最適な選択肢が異なることも示されました。

総じて、腰痛を持つ方にとって「就寝中の環境」は、痛みの原因であると同時に、改善の糸口にもなり得る領域です。
自らの身体感覚に合わせた寝具の選定と姿勢の見直しが、より良い睡眠と日常生活の快適さに繋がっていくことが期待されます。


院長 野中 康行
院長のコメント
腰痛と就寝時の姿勢には医学的に因果関係があります。ただし、腰痛の発症機序は複雑であり、骨格も体格も個人間で大きな差があるため、腰痛予防に良いと考えられるマットレスの硬さ、枕の高さ、就寝時の姿勢も個人間で異なります。ではどうすれば良いのか?答えは、寝返りが打ちやすいマットレスや枕の形状を確かめていくことだと思います。理由は、長時間の同一姿勢では局所に負担がかかり続けるためです。また、就寝時の姿勢に関しては寝返りが打ちやすいように横向きで寝はじめることが良いと考えます。



腰痛患者様がマットレスや枕を購入する場合は、心地よいものを選ぶのでは無く、寝返りが打ちやすいものを選ばれる方が良いと考えます。また、大きめのマットレスの方が寝返りが打ちやすいですから、可能であれば大きめのサイズを選ばれると良いですね。そのほか、寝室が寒すぎると体が縮こまり寝返りの頻度が下がってしまうので、就寝時の室温は少し高くしておくことがお勧めです。私も腰痛持ちですが、ゴルフの前日には寝室の温度を高めに設定しています。

寝具・就寝時の姿勢が影響している腰痛の治療なら『野中腰痛クリニック』



今回、「寝具・就寝時の姿勢と腰痛の関係」に関する調査を実施した野中腰痛クリニックhttps://nonaka-lc.com/)は、身体への負担が少ない日帰り可能な腰痛治療を提供しています。

野中腰痛クリニックは、新大阪駅前と東京駅前に構える腰痛クリニックです。
ご高齢の方、外科的手術ができないと言われている方に対してもメスを使わず入院なしで治療するため翌日から日常生活を送ることが可能です。

【このようなお悩みの方が対象】
・腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア・すべり症などの腰痛症状や痛みに悩まされている
・ゴルフや野球などのスポーツをしたいが、腰痛が原因で思うようにできない
・長期間の入院ができない、したくない
・手術後に改善しなかったもしくは再発した
・外科的手術のリスクを懸念している
・椎間板が潰れている、狭くなっている
※ご高齢の方(80歳以上の方)も治療が可能です。

■5つの日帰り腰痛治療
従来の外科的手術(椎間板切除、減圧術、固定術等)にはない3つの特徴があります。
・局所麻酔と穿刺針(せんししん)のみで治療ができるため身体への負担が少ない
・治療時間15分~30分程度のため日帰り帰宅できる
・脊椎手術の改善がみられない、または症状の再発も治療が可能
※治療はすべて保険適用外の自由診療です。

【クリニック概要】
野中腰痛クリニック 大阪院
医療法人蒼優会
理事長:野中 康行
所在地(本院):〒533-0031
大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目1-35 IMC国際医療センタービル
診療時間:9:00~17:00(完全予約制)
休診日:水・日・祝日
コーポレートサイト:https://nonaka-lc.com/

野中腰痛クリニック 東京院
所在地:〒103-0027
東京都中央区日本橋3丁目3-11 第一中央ビル3階
診察時間:9:30~18:30(完全予約制)
休診日:水・日・祝日
コーポレートサイト:https://tokyo.nonaka-lc.com/

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