北海道日本ハムファイターズは7月27日(日)、本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOで千葉ロッテマリーンズとのカード2戦目に臨み、延長戦の末に4対5で敗れました。

試合前、五十幡亮汰選手(26)は最近のバッティングについて
「最近ヒットが出てきたことで、打席で落ち着くことができ、よしいけるぞという自信が少しずつついてきている。気持ちに余裕があるからか、以前よりも球のスピードが少し遅く感じることもある」と自分自身を分析。さらに、「1番大事にしていることはまずはスイングすること。力強いスイングをした中で、(バットを球に)当てにいかずに振ること」とバッティングの意識についても教えてくれました。

しかし、自身の1番の強みは足であることも強調。
「長所である足、走塁を活かせる打席内容や出塁を心がけたい。まずは長所を1番に大切にやっていきたいという思いが強い。走塁は技術的にもっと上手くなれると思うので、まだまだ上を目指したい。まずはキャリアハイ(2024年18盗塁)を目指し、ひとまず目標は20盗塁」と唯一無二の武器に対するこだわりも感じられました。

そして、その後のロッテ戦で五十幡選手は持ち味を存分に発揮。同点で迎えた7回裏、先頭の五十幡選手がレフト前ヒットで出塁すると、この日2個目の盗塁を成功させ、今季の盗塁数を16に伸ばしました。その後、水野達稀選手(24)のライト前ヒットの間に快足を飛ばして2塁から一気にホームへ返り、勝ち越し点をもたらしました。

その後逆転を許し、連勝は4でストップしたものの、ファイターズの韋駄天は止まりません。まずは目標に掲げた20盗塁まで、あと4つ。シーズン後半戦、これまでよりもさらに磨きをかけた足でかき回す五十幡選手の姿に、期待を抱かずにはいられません。

北海道文化放送
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