参院選比例代表では、日本維新の会、現職の柴田巧さんが3期目の当選が確実です。


*維新 現職 柴田巧さん
「これからの6年間がこの国にとっての大事な期間、私も政治家として集大成を図る任期にしていきたい」

一方、自民党の新人の宮窪大作さんと立憲民主党新人の渡邊雅行さんは落選しました。

今回の参院選を経て、自民王国・富山の国会議員の顔ぶれも変わりました。
去年秋の衆院選は自民が議席を独占しましたが、富山1区で立憲の山さんの比例復活を許しました。
そして今回の参院選では、これまで県東部・西部から1人ずつ議員を輩出していた自民が、国民民主の庭田さんに議席を明け渡しました。
今回初当選を果たした庭田さんには、物価高対策はもちろん、能登半島地震からの復旧・復興や人口減少といった富山が抱える課題にしっかりと向き合い、国政に届けることが求められます。
今回の参院選富山選挙区の投票率は58.12%と、前回を6ポイント以上上回り、比較的関心が高まった選挙となりました。