北海道東部の高速道路、十勝オホーツク自動車道で、夜間に子グマとみられるクマ1頭が走っているのが目撃されました。接触事故などはありせんでした。

 クマが目撃されたのは道東の北見市と足寄町を結ぶ高速道路「十勝オホーツク自動車道」です。

 7月7日午後10時40分ごろ、北見から陸別方面に向かって走行していた車のドライバーが訓子府インターチェンジを過ぎた地点で、前方を同じ方向に走るクマの後ろ姿を確認しました。

 道路は片側一車線で、車は右側からクマを避けるようにして通過しました。

 車が近づいてもクマはそのまま進行方向に走っていたということです。

 クマは体長約1メートルの子グマとみられ、1頭で行動していたということです。

 通報を受けた警察がパトカーで現場周辺の警戒活動を行いましたが、クマの姿は確認されず、痕跡や被害の報告もありませんでした。

 クマが目撃された場所は高速道路上であり、事故につながる危険性もあるとして、通行するドライバーに注意を促しています。

北海道文化放送
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