21日は前線の南下に伴い気温が上昇。日本海側を中心に広い範囲で猛烈な暑さとなりました。
こうした中でも、各地のイベントはにぎわいを見せました。
21日も最高気温が30度を超え、梅雨明け前にもかかわらず6日連続で真夏日となった東京都心。
代々木公園では、アフリカの文化やグルメを楽しめるイベント「アフリカヘリテイジフェスティバル」が開かれ、「アフリカ料理に興味があったので来ました」と話す男性など、多くの人が訪れました。
イベントに訪れた女性が食べていたのは、カレーライスのようにも見える家庭料理「マフェ」(1500円)です。
味は「ピーナッツバターがきいていて、ちょっとスパイシーでおいしいです」ということでした。
一方、揚げギョーザ「ファタヤ(2個)」(500円)や、鶏肉などが入ったアフリカの炊き込みご飯「ジョロフライス」(800円)も人気でした。
会場には、熱中症対策として救護室が設けられていて、料理のブースにはスポットクーラーが置かれていました。
料理のブースで調理をする人は、「あまりの暑さで助かります」と話していました。
21日は、日本海にある梅雨前線に向かって南から暖かい風が吹いている影響で、日本海側を中心に各地で猛烈な暑さとなりました。
36.9度を観測し全国で最も暑かった石川・小松市では、日傘をした人やうちわをあおぎながら歩く人が見られました。
30度以上の真夏日となった観測地点も、5日連続で500地点を超えています。
全国的に真夏のような暑さが続く中、愛媛・松山市の「アクアパレットまつやま」では、21日から屋外プールがオープン。
家族連れなど多くの人が訪れ、流れるプールやウォータースライダーなどを楽しんでいました。
屋外プールは、9月中旬までの営業を予定しています。
一方、北海道・小樽市の水族館では、2025年3月に生まれたペンギンのひながプールデビューする予定だったのですが、大勢の観客に驚いたのかなかなかプールに入ってくれません。
それどころかドアの向こう側に戻ってしまい、飼育員に再び連れてこられても再び戻ってしまいました。
スタートから約1時間。プールデビューは延期かと思われた次の瞬間、ペンギンのひなは自らプールに飛び込み泳ぎ始めました。
訪れた人たちは「かわいかった」「ちゃんと泳げてすごかった」と話していました。
無事プールデビューを果たしたペンギンのひな。
問題がなければ、22日以降もプールに開放されるということです。