患者自身の細胞からiPS細胞を作ることができる新たな施設が大阪・中之島に誕生しました。

今月20日、京都大学iPS細胞研究財団が推進する「Yanai my iPS製作所」の開所式が行われました。

この施設では患者自身の細胞から作り拒絶反応のリスクが低いとされるオーダーメイドの臨床用iPS細胞を製造します。

財団によると、自動培養装置14台などを整備し、3週間ほどの短期間でかつ、100万円という低コストを目指すということです。

【京都大学iPS細胞研究財団山中伸弥理事長】(患者に)最適のiPS細胞を良心的な価格で届ける使命を達成するために一生懸命、精進して参りたい

臨床試験の開始時期は2028年度を目指すということです。

関西テレビ
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