博覧会協会は大阪・関西万博で中止されていた水上ショーを再開する方針を示しました。
肺炎を引き起こす可能性のあるレジオネラ属菌がほぼ検出されなかったためとしています。
万博会場の南側に海水を溜めた「ウォータープラザ」では、基準値の20倍にあたる「レジオネラ属菌」が検出され、今月4日から水上ショーが中止されていました。
これを受けて博覧会協会は専門家の助言のもと、別の手法で精密検査したところ「肺炎を引き起こす可能性のあるレジオネラ属菌はほぼ検出されなかった」ということです。
【博覧会協会・高科淳副事務総長】
「水上ショーによってレジオネラ属菌による肺炎が引き起こされる可能性が現状では極めて低い」
博覧会協会は、今後、保健所などと相談し水上ショーの再開に向けて調整を進めるとしています。