高知県の四万十市観光協会の新キャラクターが誕生しました。モチーフになったのは”にゃん”と猫です。

つぶらな瞳がチャームポイントの猫。手に持っているのはカゴに入ったツガニです。
また別の猫は、伝統的な漁「コロバシ漁」でウナギを捕まえています。

これら5匹の猫は、20日に発表された、四万十市観光協会の新キャラクター「しにゃんとニャンコ」です。観光協会は四万十市の観光振興などを目的に新キャラクターを制作。協会は「しにゃンコ」と気軽に呼んでほしいとしています。

「四万十川と共に生きる」をコンセプトに、西土佐エリアや下田エリアなど流域の5つのエリアを縄張りにし、自然や地域文化を表現しています。

また、誰でも自由に使うことができ、ふるさと納税の返礼品のパッケージや飲食店のメニュー・看板など、様々な活用を想定しています。

「しにゃンコ」を描いたのは、四万十市出身で観光大使を務める漫画家・井上淳哉さん。井上さんが大好きな猫を題材にしました。

四万十市観光協会 山脇一臣 専務理事:
「この猫にはそれぞれ縄張りがありますので、その縄張りのエリアの方々に末永く愛されて、かわいがってもらえるようなキャラクターに育っていってもらえれば」

既にグッズの販売も決まっていて、来週25日からは「しにゃンコ」のイラストが描かれたクリアファイルとステッカーが観光協会の事務局で販売されます。

また、10月ごろに「しにゃンコ」5匹の名前を募集する予定です。
皆さん、これから「しにゃンコ」を”にゃにとぞ”よろしくお願いします。

高知さんさんテレビ
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