今年8月の八代市長選挙に、元熊本県副知事で前衆議院議員の小野 泰輔さん(51)が出馬の意向を固めたことが分かりました。
小野さんは、TKUの取材に対して、「県全体の発展のためには、八代が元気でなければいけない」と出馬の理由を語りました。
【小野 泰輔 氏】
「本日、8月に行われる八代市長選に出馬することを表明した」
小野 泰輔さんは東京都出身の51歳。
熊本県の政策参与などを経て2012年から8年間、副知事を務めました。
その後、2020年の東京都知事選に出馬するも落選しましたが、翌年の衆院選に日本維新の会の公認で東京1区から立候補し、比例復活で初当選を果たしました。
去年の衆院選で落選した後は、家族が暮らす熊本に拠点を移しています。
TKUの取材に対し小野さんは、八代市長選に挑戦する理由を次のように語りました。
【小野 泰輔 氏】
「副知事の時に県南振興を蒲島県政の2期目のマニフェストに私が書いた。熊本市一極集中、また半導体の影響で県北がどんどん人も集まり発展している。やっぱり熊本の力を全体的に上げていくには、県南が、その中の中心である八代が元気でなければならない」
小野さんは、無所属で立候補する意向で今月25日に出馬会見を開く予定です。
8月24日告示、31日投開票の八代市長選をめぐっては、現職の中村 博生さん(66)が4回目の当選を目指し出馬を表明しているほか、八代市議の山本 敬晃さん(35)も出馬の意向を示しています。