静岡県の推計人口が42年ぶりの350万人割れに。歯止めがかからない人口減少への鈴木知事の考えは?
鈴木康友 知事:
今の出生率を考えれば人口が減少していくことはしっかり受け止めなければいけない現実
県は6月20日、6月1日時点での推計人口を発表。
5月より1673人少ない349万8440人でした。
350万人を下回ったのは1983年以来42年ぶりで、ピーク時より30万7000人あまり少なくなっています。
大きな要因は生まれてきた人を死亡する人が上回る自然減少で、鈴木知事は人口減少の抑制よりもどう適応していくかが重要だと語りました。
鈴木康友 知事:
大事なのは適応対策ですので、一定程度人口が減っても活力ある地域社会をどう維持していくかに注力しなければいけないと思っております
その上で教育や医療、インフラなど、各分野での施策について15年後の社会を見据えて基本指針を策定していく考えを示しています。