能登半島地震と豪雨からの復興を願って制作された映画の上映会が輪島市内で開かれ、監督の宮本亜門さんなどが映画に込めた思いを語りました。
日本航空高校石川の体育館で行われた先行上映会には生徒や住民などおよそ400人が集まりました。舞台あいさつに立ったのは監督の宮本亜門さんと主演の鹿賀丈史さん、妻役の常盤貴子さんです。
宮本さん:
能登のみなさんに全国のみなさんに見ていただきたいと思い作りました。熱い思いでみんな集まって作った映画なので楽しみにして下さい。
鹿賀さん:
人が生きていく上で一番大事なもの。それは生きがいです。一人一人生きがいを大事にして生きていただけるとありがたい。
常盤さん:
きっとみなさんの中にも温かい思いが伝わると思います。
北陸能登復興支援として制作された映画のタイトルは「生きがい IKIGAI」。地震で被災した孤独な男性がボランティアの若者と交流しながら前を向いて生きていく作品です。20日から石川県内の映画館で先行上映され、7月11日からは順次、全国公開されます。