長崎市の諏訪神社が雨の日にも参拝してもらおうと、ある取り組みを始めました。
2024年は想定の10倍以上の人が授与を求めるほどの人気だったということで、今年はさらなる工夫が施されました。
KTN記者
「雨が降ったり止んだりで石段が濡れています。雨の日はどうしても出かけるのが億劫になりますが、今、諏訪神社には雨限定のありがたいものがあるんです」
それは雨が降った日だけに授けられる限定の御朱印です。
2024年に続き、2回目の登場で梅雨の時期にあわせて、今年は今月15日から始まりました。
字の色味にもこだわりました。
諏訪神社 森健司 権禰宜
「ゴールドがいいとなって、ゴールドだと映え過ぎるから、ちょっと暗くということで、墨汁を混ぜたらいい色ができたなと」
森権禰宜
「こちらが雨の日限定の御朱印」
KTN記者
「見開き2ページ分の大きな御朱印。諏訪神社だけではありません。玉園稲荷神社、2社分の御朱印をいただけます」
限定の御朱印にはアジサイの絵が添えられています。
2024年は諏訪神社だけでしたが、今年は境内の一角にある玉園稲荷神社も加えられました。
その理由を聞いてみると・・
森権禰宜
「雨の日御朱印のデザインになっている蛙岩がこちら」「長崎大水害のときに上のがけから崩れ落ちてきて、そのあと土砂をこの岩が止めてくれて神社を守ってくれた、とても縁起のいい岩」
初日にさっそく御朱印を授かった人もいました。
御朱印を授かった人
「絵もきれいだし」「字体をメインに私は見るので結構好きだなと。お稲荷さんも入っているし今回は」「良かった、いただけて」
雨の日限定の新しい御朱印は、これから1年間、諏訪神社で授与されます。