旧相互銀行から普通銀行に変わった「第二地方銀行」の協会の会長に、愛媛銀行の西川義教頭取が就任しました。都内で１９日に会見を開きました。
第二地方銀行協会会長・西川義教会長（愛媛銀行頭取）：
「加速度的に普及が広がる生成ＡＩは、将来的に金融機関のビジネスモデル自体を変革しうる可能性を秘めており、良質な金融サービスを提供するためにもチャレンジすべきもののひとつである」
第二地方銀行協会は、加盟する地方銀行３６行に対して、新しい金融サービスの提供や、デジタル技術を活用した生産性の向上など、様々な支援を行っています。
愛媛銀行の西川義教頭取の会長の就任は２０２０年に続いて２度目。地方銀行が地域での存在感を高められるよう、サポートする考えを示しました。
西川義教会長：
「通信大手と我々の業界の大連携で地方の預金の大変な移動も予想される。地方では人口減少がどんどん加速しています。（地方銀行）単独では限界がありますので、まさしく共創というのがものすごく大きくなると思います」
会長に任期は１年。地方銀行を取り巻く環境が厳しくなるなか、「共創」への手腕が注目されます。
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