eスポーツで街ににぎわいを生み出す、鉄道会社による新しいビジネスに迫りました。
19日にお披露目されたのは、eスポーツの交流拠点「KEIO eSTATION Shinjuku powered by DICE」。
東京・新宿駅に隣接する商業施設の中にできました。
配信に必要な最新デバイスや人気ゲームのグッズなどが多く販売され、ここでしか買えない商品にも出会えます。
さらに、中央にある動画配信ブースは本格的な機材をそろえ、プロeスポーツ選手たちがいつでも配信できる仕様に。
その前ではイベントを生で見ることができ、配信者とファンが交流できる場になっています。
今回この交流拠点を共同運営するのは、インターネットカフェなどの事業を展開する「ディスクシティエンターテインメント」と京王電鉄です。
鉄道会社はeスポーツに力を入れる理由は。
京王電鉄 デジタル戦略推進部・田中遼課長:
eスポーツは、α世代・Z世代中心の若い人から非常に人気を集めているもの。こういった若い人に、京王のことを知ってほしい。京王のファンになってほしいと思っている。
京王のファンづくりの鍵となるのが、新宿という場所です。
1日の利用者が全国で一番多い新宿駅。
ビジネスマンだけでなく、インバウンドなど人の往来を促し、沿線地域の活性化につなげたいとしています。
京王電鉄 デジタル戦略推進部・田中遼課長:
京王にとって、新宿というこのターミナル駅は非常に重要な場所。京王というブランドを象徴する街でもある。この施設も、そのひとつのキーとして沿線内外からの方にどんどん来てもらい、京王沿線がより魅力的に、よりにぎやかになっていくような施設にしたい。
新宿を、さらなるにぎわいの発信拠点に。
注目の交流拠点は20日オープンです。