ロシア第二の都市サンクトペテルブルクで開催中の国際会議で19日、アメリカとロシアがビジネス協力について意見を交わす会合が4年ぶりに開催されました。
この会合は「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」の一環として非公開で招待者のみが出席する形で行われ、両国の起業家や政府関係者が参加しました。
会合では北極圏開発や宇宙開発と探査、AI(人工知能)などの分野における今後の協力の可能性について意見が交わされたということです。
司会を務めた在ロシアアメリカ商工会議所のロバート・アギー会頭は会合後、「今回の議論は非常に建設的で前向きなものだった。潜在的な対立を解決する最も効果的な方法はビジネスだ」と述べ、対話と協力の継続に期待を示しました。
アメリカとロシアのテーマ別会合は新型コロナウイルスやウクライナ侵攻を受けて2021年から中断していて、4年ぶりに復活しました。