参議院選挙、7月20日と予定されている投票日まで約1か月となった。参院議員の任期は6年、これから6年間の福島を託す人物を選ぶ選挙でもある。県内でもその準備が本格化している。

■ポスター掲示板の設置はじまる
福島市役所の前では、さっそく候補者のポスターを貼るための掲示板の設置がはじまった。福島市では、6月29日までに市内493か所に掲示板を設置する計画だ。人口減少により、投票所の統廃合が進むなどして、前回3年前の参議院選挙よりも8か所少なくなっている。

福島市選挙管理委員会の中野貴幸事務局長は「(候補者に)興味を持って頂いて、そこからそれぞれの政策なり主張なりを情報収集していただいて、候補者を決めていただくための最初のとっかかりの部分になると考えております」と話した。

参議院選挙は、7月3日に公示、20日に投開票の見通しで、福島選挙区では現職と新人合わせて5人が立候補を表明している。

■参院選・戦いの構図
現時点で立候補を表明しているのは5人。
閣僚経験もある自民党・現職の森雅子さんは4期目を目指す。対するのが新人4人だ。
衆院議員や市議会議員の経験を持つ立憲民主党の石原洋三郎さん。野党共闘は成立せず、共産党からは小山田友子さんが立候補を予定している。
警備会社の役員を務める参政党の大山里幸子さん、IT会社社長の越智寛之さんも立候補を表明している。
3年前と同じ、5人の争いが想定されている。

福島テレビ
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