6月19日、実際にイヌを飼う世帯も参加して行われた防災訓練。災害時にも一緒に避難するために、手順を確認していた。
防災訓練が行われた福島市入江町の勤労青少年ホーム。
災害時にはペットと一緒に過ごすことができる福島県内唯一の避難所となり、最大24世帯を受け入れる。実際に使用されるテント。中にはケージが設置されているが、十分な広さがある。
19日の訓練には実際に犬を飼う7世帯が参加。入り口で受付方法やペットの健康状態の確認など一連の手順を体験していた。
参加者は「実際運用したことがなかなか数少ないでしょうから、行政さん側も市民側も両方とも課題を洗いだして(ペット同伴で)避難するときどうするかというのは、万が一の為に考え置くのは必要なんでしょうね」と話す。
福島市によると、3年前の福島県沖地震の際には、避難者3人と犬2頭がこの避難所を利用したということだ。