鹿児島地方気象台は19日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
県本土では2025年県内初の猛暑日となったところもあり、19日も暑い一日になりました。
奄美市笠利町の用安海岸です。
晴れ渡った空の下、海水浴を楽しむ人の姿が見られました。
19日の奄美地方は高気圧に覆われ、おおむね晴れています。
これからの1週間、湿った空気の影響で曇りとなる日もありますが、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
このため気象台は19日午前11時、「奄美地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
平年より10日早く、2024年より3日早い梅雨明けです。
Q.奄美地方が梅雨明けしました
観光客「えー!、めっちゃ晴れていますね」
観光客
「最高です。海日和ですね。自分たちが先人を切って、海の良さを伝えたい」
中川雅温記者
「県内初の猛暑日を記録した伊佐市大口です。手元の温度計は35℃です。心地よい風が吹いていて気温ほどの暑さを感じません」
一方、19日は県本土でも伊佐市大口と肝付町前田で35.3℃を観測。
県内では2025年初の猛暑日となりました。
そんな暑さの中、伊佐市大口では田植え作業をする人の姿が。
田植え作業中
「追い風の時にエンジンの熱が(風と)一緒に来てしまう。本当につらい。これ(帽子)が麦わら帽子と違ってすごく快適。これと扇風機付きの(ベスト)でしのいでいる」
19日以降も県内では30℃を超える日が続く見込みで、こまめな水分補給など熱中症対策を欠かさないようにしてください。