ソニーグループの半導体子会社は合志市に建設中の新しい工場の建屋が今年度下期に完成する見通しだと19日、明らかにしました。
一方で稼働時期については、「経済状況を踏まえ慎重に判断したい」としています。19日にオンラインで開かれたソニーセミコンダクタソリューションズによる今年度のメディア向け事業説明会。
指田慎二社長や高野康浩常務が出席し、今年度のイメージセンサーなど半導体事業について説明しました。
【高野康浩常務】
「建物の完成は今期下期に完成すると見立てている」高野常務は合志市に建設中の新工場について、「建設は非常に順調に進んでいる」と話し、今年度下期に建屋が完成する見通しであることを明らかにしました。
一方で、稼働時期については「経済状況を踏まえ慎重に判断したい」と話し、明らかにしませんでした。ソニーの新工場は熊本テクノロジーセンターの西側、合志市竹迫のおよそ37ヘクタールで建設が進められていて、カメラなどに使われるイメージセンサーと呼ばれる半導体を製造する予定です。