東京・伊豆大島で女性の遺体を損壊して海岸に遺棄した罪に問われている男が、裁判で起訴内容を認めました。
柳瀬宗達被告(46)は2024年、交際していた高瀬静香さん(当時37)の遺体を損壊し、伊豆大島の海岸に遺棄した罪に問われています。
柳瀬被告は19日の初公判で、起訴内容について「間違いないです」と述べ、認めました。
検察側は冒頭陳述で、「2人の間には女性関係を巡るトラブルが生じていた」と指摘した上で、「柳瀬被告は遺体を焼くなどして遺棄した」などと述べました。
一方、弁護側は「高瀬さんは自殺で、柳瀬被告の自宅で“火葬して海に散骨しろ”との書き置きを残していて、希望に沿ったものだ」と主張しました。