TKU番組審議会が18日開かれFNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品『隔離の壁をこえた白球』について意見が交わされました。
番組は差別され社会から隔絶された暮らしの中で、野球に生きる希望と活力を見いだしたハンセン病患者たちの青春と情熱の日々を見つめた内容です。
委員からは「重いテーマを野球という切り口で描くことで幅広い年齢層にアプローチでき、番組全体が明るく爽やかな印象になった」など評価する意見が出されました。
一方、「国の施策によって患者が隔離され、差別や偏見につながってしまったことを
しっかり伝えてほしい」など改善を求める意見も出されました。