高校球児たちの熱い夏が始まります。夏の甲子園宮崎県大会の組み合わせ抽選会が宮崎市で行われました。

(延岡工業高校・高田龍太郎主将)
「どんな相手でも自分たちの野球を貫き通して、一戦一戦全員で勝ち進んでいきたいです。(目標は)甲子園で勝つです」

(都城高校・遠目塚織人主将)
「3年生にとって最後の大会なので、悔いのないように全力で戦いたいと思います。甲子園で優勝することが目標です」

(宮崎南高校・落合遥希主将)
「自分たちのためだけではなく、ここまで携わってくれた方々のためにプレーしたいと思います」

抽選会には宮崎大会に挑む46校・45チームの主将などが出席しました。
会場は、宮崎市のサンマリンスタジアムとアイビースタジアムで、暑さのピークを避けるため、それぞれの球場の試合数は、原則1日2試合となります。

まずはAパートの対戦カードです。
第1シードの日南学園は前哨戦となる先月の県選手権を制覇。総合力が高く、堅実な守りから得点に結びつける野球で7年ぶりの夏の甲子園を目指します。

(日南学園・井野大地主将)
「第1シードなので全部の高校が自分たちを倒しにくるので、しっかりと自分たちらしく一戦一戦たたかって甲子園に出場したい」

つづいてBパート。
第4シードの聖心ウルスラは初戦で力のある宮崎日大との対戦となりました。
さらに、県選手権準優勝の第5シード、宮崎第一や2度目の夏の甲子園をねらう日章学園などが名を連ね、激戦が予想されます。

Cパートは第3シードの富島と第6シード、延岡学園が同じパートでしのぎを削ります。富島はプロ注目のキャッチャー、岡村を中心に隙のない守備が持ち味。
延岡学園はこちらもプロ注目、最速153キロを誇る右腕、藤川のピッチングに注目が集まりそうです。

また、都城も戦力が揃っていて虎視眈々と頂点をねらいます。

(富島・岡村了樹主将)
「一番の目標は県大会で優勝して、甲子園で1勝以上することがチームの目標なので、投手陣を中心に守り勝つ野球ができるように頑張りたい」

そしてDパート。
2年連続の夏の甲子園をねらう第2シード、宮崎商業は古豪、高鍋と初戦で激突。攻守ともに充実した宮崎商業にどのチームが「待った」をかけるか。白熱した戦いが繰り広げられそうです。

(宮崎商業・水谷友哉主将)
「他のチームより気合いを入れて、この大会に挑みたい。今までの大会でやってきた野球がそのままこの大会でもできれば、絶対優勝が見えるのでそこをやりたい」

また、今年の選手宣誓は鵬翔高校の宮川颯太主将が務めます。

(選手宣誓・鵬翔高校・宮川颯太主将)
「野球をやっている人、やっていない人関係なく、全国の高校野球を愛する人たちのために、自分たちの熱さやこれまでやってきた練習の成果などを伝えられるように堂々と宣誓したい」

夏の甲子園宮崎県大会は7月5日に開幕、26日に決勝戦が行われる予定です。

テレビ宮崎
テレビ宮崎

宮崎の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。