埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故を受け、国が全国の自治体に要請した下水道管の調査が、きょうから広島市で始まりました。

広島市中区で始まった調査では、作業員がマンホールの中にカメラを入れて下水道管に傷や腐食がないかなどを確認していました。

今回の調査は、今年1月埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故を受けて、国が全国の自治体に要請して行われているものです。

今回の調査対象は1994年度以前に設置された直径2m以上の下水道管で、広島市内では総延長6110kmのうちおよそ53kmが対象になっています。

市は、下水道管に異常が確認された場合、修繕や改築など適切な対策を行うとしています。

調査は来年2月上旬に完了する見込みです。

テレビ新広島
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