福岡県直方市の県営住宅の一室で男性の遺体が見つかった事件で警察は49歳の息子を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

直方警察署によりますと、15日午前9時前直方市頓野の県営住宅の1階の部屋から「異臭がする」と近所の住民から通報がありました。

警察官が現場に駆け付けたところ、この部屋に住む木曽二二生さん(78)の遺体が居間で見つかりました。

木曽さんは6月上旬になくなったとみられ、遺体は腐敗が進んでいたということです。

近所の住民は「2~3日前から(臭いが)かなりきつかった」などと話しています。

警察は同居している息子の木曽聖二容疑者(49)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

聖二容疑者は警察の調べに対し、「父が死亡していたことは知らなかった」と話しているということです。

警察では司法解剖を行い死因などを詳しく調べることにしています。

テレビ西日本
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